緑内障

緑内障とは

緑内障とは

大阪市住吉区の竹安眼科では緑内障の診療を行っております。
緑内障とは、視神経が障害され、それに伴い視野が狭窄する病気です。

皆さんのイメージでは、眼圧が高く、目が痛くなり、急に見えなくなるなどといったものではないでしょうか。眼圧とは目の硬さで、その眼圧による圧迫で、目が硬くなり、視神経が障害されます。一般的な眼圧の正常値は、10~21mmHgと言われています。ただ、緑内障の診断を受けた患者さんの半数以上が、この正常値に入っていることが明らかになっています。

緑内障を発症する患者さんの視神経は弱く、あまり高くない眼圧でも視神経が障害されてしまうのです。そのため検診などで、たとえ眼圧検査で正常範囲であった場合でも、さらに眼底検査で視神経を観察することで、緑内障の可能性を判断しなければなりません。逆に、眼圧が21mmHgを超えていても、視神経が障害されていなければ緑内障ではなく、高眼圧症と診断します。

緑内障の症状

緑内障の症状として、まず視野が狭窄します。ただ、かなり進行しないと自覚症状がなく、末期まで気付かないことがほとんどです(視力は比較的、末期まで保たれます)。

その理由としては「症状は突然ではなく少しずつ進行するから」「実際に使うのは視野の中心部分だから」「片目の視野が狭くなってももう片方の目で見えるから」といったことが考えられます。

緑内障の治療法

緑内障の治療は眼圧を下げることに尽きます。まずは点眼薬で治療するのですが、いきなり点眼治療を開始するのではなく、まず治療前の眼圧を2~3回測定し、それをもとに眼圧を20~30%下げると、視野狭窄の進行が遅くなるといわれています。
そのため人によって目標眼圧が違ってくるのです(元来20mmHgの方は15mmHg以下、15mmHgの方は10~12mmHgなど)。
点眼薬は色々な種類があり、2~3種類まで組み合わせて使いますが、それでも視野が進行する場合は手術が必要になります。

現在、40歳以上の20人に1人が緑内障といわれています。また、日本の失明原因の1位でもあります。ただ緑内障は、ゆっくり進行する病気で、早期で発見され、適切な治療を受けていれば、失明する確率は高くありません。40歳以上の方は、自覚症状がなくても、一度眼科受診をおすすめします。大阪市住吉区の竹安眼科は阿倍野区、東住吉区、住之江区からもアクセスしやすい住吉東駅徒歩すぐに位置しております。

超音波(エコー)検査とは、お体に超音波を照射して、跳ね返ってきた反射波(エコー)を画像化することで、臓器の形や大きさ、腫瘍や炎症の早期発見、血液の流れなどを観察する検査です。検査する部分にゼリーを塗り、その上から端末機をあてるだけなので、痛みや被ばくなどの負担がなく、どなたでも安心して受けられます。当院では、腹部エコー検査や頸動脈エコー検査などに対応しています。

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